理事長 伊東 祐

 
 皆様には、平素より私ども「益田信用組合(ますしん)」に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。 

 このたびは”ますしん”のホームページをご覧いただき誠に有難うございます。当ホームページにより”ますしん”の金融サービスを深くご理解いただき、一層広くご利用頂ければ幸いです。

 昨年は5月1日に新天皇が即位され「令和」の時代が幕を開けました。万葉集の梅花の歌を典拠とする248番目の元号とのことです。
 さて、昨年は10月に消費税が増税され中小企業への影響が懸念された他、国政においては景気浮揚策として平成28年に導入された日銀によるマイナス金利政策が金融機関経営に大きな影響を与えており、アベノミクスが7年目を迎え「地方創生」や「地域活性化」を掲げて旗を振られましたが、地方経済の回復まではいきませんでした。また、年が明けてからは「新型コロナウイルス感染症」が世界規模で蔓延し、政府から「緊急事態宣言」が発せられました。これを受けて中小企業に対し臨時休業の要請、国民に対して不要不急の外出を控える等の要請がされ、当地方においても観光関係の方々をはじめあらゆる業種において売り上げの激減等大きな影響を受けており、運転資金等の資金繰りに困難をきたしている状況にあります。当組合は、そうした方々からの相談に対して最大限の支援を行い地域経済を支える覚悟でございます。心から早期の収束を願うものであります。
 このような情勢下、令和1年度当組合の業績は、預金量が605億円となり前期比37億円(-5.90%)減少、貸出金は284億円となり前期比4億円(-1.47%)の減少となりました。預金については下呂市指定金融機関業務の交代、貸出金についても地公体融資の減少によります。一方、収益面については、事業性融資及び個人ローン等の積極的推進による収益向上策と経営合理化に取組むと共に経費節約を図ったことにより、業務純益191百万円、当期純利益83百万円となりました。これによって自己資本比率は8.77%となり、国内基準適用金融機関の健全性の目安である4%を大きく上回っております。また、不良債権比率は、不良債権の処理等により再生法開示債権ベースで2.78%となり前期比1.32%の改善を図ることが出来ました。
 令和2年度は「新型コロナウイルス感染症」の影響により更に厳しい情勢下にありますが、地域経済への支援、地域経済の活性化、地域社会の健全な発展、組合員の皆様をはじめ地域住民の経済的地位の向上を目指し、確固たる経営基盤を構築し、安定した収益基盤を確立していくよう努力して参ります。
 今後とも、一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

令和2年6月

理事長 伊東 祐