理事長 伊東 祐

 
 皆様には、平素より私ども「益田信用組合(ますしん)」に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。 

 このたびは”ますしん”のホームページをご覧いただき誠に有難うございます。当ホームページにより”ますしん”の金融サービスを深くご理解いただき、一層広くご利用頂ければ幸いです。
 さて、昨年は6月にシンガポールで史上初の米朝首脳会談が行われ、敵対関係にあった米朝両国の首脳が直接会談し、「非核化」を明記した文書をまとめた意義は大きなものでありました。国内においては西日本豪雨により甚大な被害が発生しました。当地区においても7月の集中豪雨により多くの被害が発生し、JR高山線が約40日間にわたり不通となり大きな打撃となりました。被災された方々へお見舞い申し上げると共に亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、早期の復旧・復興を願うものです。一方、喜ばしい出来事として、テニスの全米オープン女子シングルスで大阪なおみ選手が優勝し、4大大会シングルスの優勝は、男女を通じて日本勢初めての快挙となり、来年開催される東京オリンピックに向け期待を膨らませる成果となりました。
 国政においては景気浮揚策として平成28年に導入された日銀によるマイナス金利政策が金融機関に大きな影響を与えており、アベノミクスが6年目を迎え、「地方創生」や「地域活性化」を掲げて旗を振られましたが、地方経済の回復とまではいきませんでした。今年こそ地方経済の回復に期待をしたいものです。
 当地域においては、集中豪雨被害が発生したものの、市当局や関係機関の積極的な観光客誘致活動やインバウンドの増加、各種イベントの開催等で年間宿泊客が108万人となり100万人の宿泊客を突破しており、他の業態においても少しずつではありますが明るい兆しが出てきつつあります。
 このような情勢下、平成30年度当組合の業績は、預金量が643億円となり前期比63億円(10.86%)増加、貸出金は288億円となり前期比39億円(15.7%)の増加となりました。一方、収益面については、事業性融資及び個人ローン等の積極的推進による収益向上策と経営合理化に取組むと共に経費節約も図りましたが、永年の取引先である事業所が突然自己破産したことで貸倒引当金が増加し173百万円の赤字決算となりました。これによって自己資本比率は8.53%となりましたが、国内基準適用金融機関の健全性の目安である4%を大きく上回っております。
 尚、3年目を迎える「下呂市指定金融機関」の業務の取り扱いも順調に推移しております。今後も下呂市民の皆様のお役に立てるよう努力して参ります。
 令和元年度も前期に引続き厳しい情勢下にありますが、地域経済の活性化、地域社会の健全な発展、組合員の皆様をはじめ地域住民の経済的地位の向上を目指し、確固たる経営基盤を構築し、安定した収益基盤を確立していくよう努力して参ります。
 今後とも、一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

令和元年6月

理事長 伊東 祐